腰から足に分布する坐骨神経に沿って痛む症状を総称して坐骨神経痛と呼んでいます。痛みは腰、お尻、膝、すね、など腰から下のあらゆる箇所に痛みが現れます。

単順に痛い、しびれる。といった言葉を使われる人もいますが、うまく言葉にできない人もいます。じくじくと痛むとかお湯が流れるように痛むとか他の人に伝えづらいような痛みが出現するのが神経痛です。「いたい!」といった瞬間的な痛みではないものがほとんどです。。
また痛む箇所も足のここら辺が痛いとは言えるもののピンポイントでどこが痛いかと言われるとよく分からない。そして押してみても圧痛があるわけではありません。
座ると痛い、寝ると痛い
特定の動作でじんわりと痛みが増してくる事が多くなります。座る,寝るなどの動きのない動作がきつくなります。
坐骨神経痛自体はその症状や状態を示す言葉です。病名としては不十分な言葉です。
「なぜお尻が、足が痛むのか?」という事が坐骨神経痛においては重要なことです。
坐骨神経痛の原因
坐骨神経痛の根本的な原因は神経のどこかが圧迫されているということです。
多くは腰の骨、椎間板またはお尻の筋肉が神経を圧迫しているためです。
圧迫された神経が痛みを感じてしまいます。